デッキ:ニダンギル(後1ミカン)
久しぶりにデッキを紹介する記事です。題材となるのは、手軽に高打点が出る非GXデッキということで、気に入って使っているニダンギルデッキ、通称「後1ミカン」です。
https://twitter.com/tomo_pokeca/status/1056109965243371521

◆ニダンギル(後1ミカン)

ポケモン 16

1 ギルガルド
4 ニダンギル
4 ヒトツキ
3 ジラーチ(ねがいぼし)
1 マギアナ(きせかえ)
1 ゲノセクトGX
2 カプ・テテフGX

サポート 14

2 ミカン
4 シロナ
3 リーリエ
2 フウとラン
1 ジャッジマン
2 グズマ

グッズ 19

4 ハイパーボール
4 エスケープボード
3 メタルゴーグル
3 こだわりハチマキ
1 カウンターゲイン
1 学習装置
1 ぼうけんのかばん
2 レスキュータンカ

スタジアム 1

1 テンガン山

エネルギー 10

4 ダブル無色エネルギー
4 基本鋼エネルギー
2 メモリーエネルギー


<採用理由など>

1 ギルガルド
4 ニダンギル
4 ヒトツキ


メインアタッカー。ヒトツキには特性「だんまつま」を持つ超タイプのヒトツキもいますが、ミカンで持ってきたいので鋼タイプを採用しています。

ギルガルドは悩ましいところで、メタルゴーグルとメモリーエネルギーが揃っていれば、実質的なHPが210で、かつ、大ダメージを出せるアタッカーになり得ますが、そればかり狙っていると後続の育成が疎かになるという使い手の問題もあり1枚。

全く入れず、メモリーエネルギーを含めて別のカードに枠を割くか、ひかるセレビィ(タイムリコール)と合わせる形もありそうです(煮詰めていない)。

3 ジラーチ(ねがいぼし)

スタートしたいポケモン第1位。2体は出すので3枚採用しています。ニダンギルで攻撃できないときは、ねがいぼしを使ったジラーチをエスケープボードの効果を借りて逃がし、ベンチのジラーチでもう1度ねがいぼしを使うこともしばしば(これをやるとお相手は嫌な顔をしますね)。

ねがいぼしはサポートを引けるのはもちろん、単純に打点を上げるためのポケモンのどうぐを引けるのも強いですね。ねがいぼしからエネルギーにアクセスするためにエネくじを入れるのもよいかもしれません。

1 マギアナ(きせかえ)

使わないときは全く使わない、でもときどき使いたい特性「きせかえ」。具体的には、210ダメージを出せばバトル場のポケモンを倒せるという場面で、バトル場のニダンギルのメタルゴーグルを手札に戻してこだわりハチマキに付け替える、などです。使わないこともあるので1枚。

1 ゲノセクトGX

隠し球。スタートしたくないポケモン第1位。特性「ダブルカセット」でポケモンのどうぐを2枚まで付けられます。付けるどうぐはカウンターゲインと学習装置がお勧めで、これによりブレイクバスターGXを打てる可能性も出てきます(←実際にはあまり打っていない)。

どうぐを2枚付けられるので、バトル場のニダンギルにこだわりハチマキが付いていればGXポケモンに対しては最大240ダメージを出すことができます。さすがにそれは難しくても、210ダメージなら意外と簡単に出せるようになることから1枚採用。

2 カプ・テテフGX

1ターン目にミカンを打つために必要。ミカン2、ハイパーボール4と合わせて8枚あれば何とか行けるはず、という甘え(ジラーチスタートならなおよい)。

2 ミカン

1ターン目に絶対打ちたいため、サイド落ちを警戒して2枚。2枚目は大体ハイパーボールのコストになります。

4 シロナ
3 リーリエ
2 フウとラン
1 ジャッジマン


サポート事故を嫌って厚めにしているので、中盤はややダブつきがちかもしれません。打点の底上げという点ではククイ博士の採用もありうるような気がします。

2 グズマ

ニダンギルはHPが低く、バトル場のエネルギーが付いているポケモンを放っておけず、そちらから倒していくことの方が多いので2枚。打点が足りず下がってしまったポケモンを呼びたい場面もあり、枠があるならもう1枚入れたい。

4 ハイパーボール

1ターン目にミカンにアクセスするために最大枚数。中盤以降はマギアナ、ゲノセクトGX、後続のニダンギルやギルガルドといった場面に応じたポケモンを持ってきます。ダブついたサポートもトラッシュできて◎です。

4 エスケープボード

「ねがいぼし」を使い終えたジラーチを逃がすために最大枚数の採用。マギアナやカプ・テテフGXの逃げエネも0になるため、逃げエネ0要員を作るのにも便利です。アブソル(あくのはき)はやめてください。

3 メタルゴーグル
3 こだわりハチマキ


やや趣味が出るところでしょうか。メタルゴーグルは鋼ポケモンのHPが実質的に30上がり、ワザや特性の効果によるダメカンが乗らないのに対し、ムキムキダンベルはニダンギルのHPを40上げてくれるものの、2進化ポケモンのギルガルドには無意味になります。

結局、各デッキとも120ダメージでも130ダメージでも結構簡単に出してくるので、ギルガルドを使える可能性を重く見てメタルゴーグルを採用しています。ただ、ソルガレオGXのターボストライクを受けたときはムキムキダンベルにしておけば・・・と思いましたね。

こだわりハチマキはGXポケモンに対して210ダメージを出すために必要なので多めに採用しています。

1 カウンターゲイン
1 学習装置


ゲノセクトGXのためのセット。ただ、ニダンギルが1エネでどうぐおとしを打てる可能性があることも意識しておきたいとことです。実際には鋼エネルギーよりもダブル無色エネルギーを優先して貼るため、学習装置が働く場面は多くないのですが、お相手が「学習装置は危険だ」と考えてフィールドブロアーを費消してくれるのも◎です。

1 ぼうけんのかばん

任意のポケモンのどうぐを2枚持ってこられるというドーピングカード。こだわりハチマキがほしいときに来ると大変ありがたい。枠があればもう1枚くらい入れたいが、どうぐは結構貼れるので、その場面で残っている貼り先との兼ね合いを考えると1枚でよいような気もするところ。

2 レスキュータンカ

ニダンギルラインを1回山札に返すのと、先にハイパーボールでトラッシュしたギルガルドを拾うのに2枚。だが、序盤でハイパーボールのコストにせざるを得ないこともあり、枚数的にはなかなか厳しい。

1 テンガン山

相手のプリズムスターのスタジアムが出されっぱなしというわけにはいかないので、貼り返すために1枚採用。ただ、積極的な意義には乏しいかもしれません。カプ・テテフGXやゲノセクトGXのことをあまり気にしないなら戒めの祠の採用も視野に入るでしょうか。

4 ダブル無色エネルギー
4 基本鋼エネルギー
2 メモリーエネルギー


どうぐおとしに最適なので、ダブル無色エネルギーは最大枚数。カウンターエネルギーは、意外とサイドを先行していることも多いため不採用。鋼エネルギーはゲノセクトGXへの供給、テンガン山で回収できることも考慮して4枚に。

ギルガルドにどうぐおとしを打たせたいためのメモリーエネルギーは2枚。ギルガルドにならなくても鋼エネルギーと合わせて2エネになる可能性もあるので、個人的にはひかるセレビィよりこちらの方がよいような気がしています。


<回し方>

じゃんけんで負けるとお相手が先行を取るので、1ターン目にミカンを打ちます。じゃんけんに勝った場合、後攻を取って1ターン目にミカンを打ちます。

お相手がジャッジマンを打ったり、やぶれかぶれマーシャドーを出してきたら泣けますが、向こうも事故のリスクがあるのでそう多くはないと思います。

ミカンで鋼ポケモンを5枚持ってこられますが、ニダンギル2、ヒトツキ2、ジラーチ1が基本です。スタートポケモン、ベンチポケモン、手札にもよりますが、2ターン目にはニダンギルが2体以上立つように心がけます(なお、お相手がジャッジマンを…略)。

その後はジラーチの特性「ねがいぼし」を使いながらシロナやフウとランでデッキを回転させていると、しぜんとポケモンのどうぐが手元に集まってきて、2ターン目にはどうぐおとし120ダメージくらいが出るようになります。

その後も後続を用意しつつ、どうぐをペタペタ貼っていきます。全部で12枚あるので、2回フィールドブロアーを打たれても何とか巻き返しはできます。非GXの強みを生かしてサイドレースに食らいついていくことを狙います。

ジラーチが少し値上がりしているかもしれませんが、割合お手軽に組めて、面白いデッキだと思います。

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